プライバシーが筒抜けに!盗聴器のチェックポイントと発見・除去方法!
ネット通販、店頭販売など、盗聴器を手に入れるのは、実は、誰でも簡単にできてしまいます。
そして盗聴そのものであったり、盗聴が可能な機器それ自体は、日本では違法とされていないというのが実情です。
そういった状況の中、盗聴の不安を覚えるのは当然のこと。
自分のプライバシーが誰かに筒抜けになっていると思うだけで、ぞっとしますよね。
何かしらの心当たりがあったり、盗聴されているかもしれないと感じたことがあるならなおさらです。
今回はそんな、盗聴器を仕掛けられていることが疑われる場合の、チェックポイントと除去方法についてご紹介します。
盗聴器が疑われる場合のチェックポイント
盗聴されているかもしれない、そう感じたとき、まずは以下の点について、チェックしてみましょう。
不審なコンセントタップなどはないか?
盗聴器は様々な物に仕込むことができ、
中には、外見がそのまま家電製品になっているものが存在します。
代表的なものがコンセントタップです。設置が簡単、盗聴器の電力を確保しやすく
生活の中に溶け込みやすい等、盗聴器を仕込むにはうってつけの家電です。
前の住人がいたずらで取り付けていたり、あなたが不在のうちに
盗聴犯が侵入して取り付けていたとしても、
違和感なく生活に溶け込んでしまう場合がままあります。
そのため、不自然な電源タップは取り外しておくようにしましょう。
知らない間に物が増えていないか?
コンセントタップに限らず、盗聴器は様々なものに仕掛けることが可能です。
「誰にもらったのか思い出せないような物が知らない間に増えていた。」
そういう物の場合、盗聴器が仕掛けられている危険性が高くなります。
また、盗聴器を仕掛けた物品をカバンに滑り込ませるという手口も存在します。
知らない間に物が増えていた場合、そういった可能性も疑ってみましょう。
不審な電気工事はなかったか?
頼んだかどうかあいまいな電気工事で、業者を家に上げたことはありませんか?
電気工事を装って、インターネットや電話回線用のジャックや、
ブレーカー部分に盗聴器を仕掛けていくという手口があります。
電源タップとは異なり発見が非常に難しいですが、
不審な設備工事の有無をチェックすることで、
盗聴器が仕掛けられている場所を絞り込むことができます。
空き巣に入られたことはないか?
盗聴器を仕掛けるために空き巣を働く、空き巣を働くついでに盗聴器を仕掛ける。
どちらも起こりうるケースですが、盗まれたものがなかった場合、
盗聴器が設置されている可能性は疑うべきでしょう。
被害が無かったからといって、安心しきってしまうのは危険です。
盗聴器を仕掛けるために侵入したのかもしれませんし、
もしかすると、空き巣に入る下準備として、まずは盗聴器を仕掛けたのかもしれません。
金品を盗まれる、プライバシーや個人情報を盗まれる。
こういった被害が出る前に、盗られているものがない場合も、盗聴器の設置を疑ってみましょう。
盗聴器の除去方法
盗聴器を除去するには、とにもかくにも、
盗聴器それ自体を発見する必要があります。
そのためにできるアプローチを2つご紹介します。
盗聴器発見機や、FMラジオを使って探す
自身でできる盗聴器の見つけ方として、
盗聴器発見機やFMラジオを使う方法があります。
盗聴器発見機は通販サイトや電気屋さんでも一般に販売されており、
FMラジオなら防災用として既にお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
仕掛けられている盗聴器の周波数がFMラジオの周波数に対応している場合、それをラジオで傍受することによって、盗聴器の有無を判別できます。
利点としては、やはり、手軽に盗聴器を探せることが挙げられます。
ただし手軽だからこそ精度に期待するには厳しいという欠点もあります。
発見機の感度以上の電波を検知できませんし、機材を使っての発見は、
相応の技術が必要になります。FMラジオを使う方法も、
設置されている盗聴器がFMラジオの周波数を使っていないと意味がありません。
精度を上げていくほど発見機の価格帯は上がっていくので、
簡単な調査なら発見機やFMラジオを。安心を求めるのでしたら、
後述の方法を選択することがおススメです。
探偵や調査会社に相談する
盗聴器発見のための専門の機材をそろえている調査会社に相談すること。これが最も早く確実に盗聴器を発見・除去する方法です。
盗聴器にも様々な種類があり、市販の発見機に反応しないものも多数存在します。
恐ろしい話ですが、これは盗聴犯がそういった機材を使用していた場合、
一般の方では発見・除去ができないということでもあります。
こういった特殊な盗聴器を発見するには、プロの持つ専用の機材が必要になります。
それらを高水準のノウハウ・技術力で運用するため、
極めて高精度の調査を行えることが、プロに依頼することの利点です。
また、調査会社の場合は犯人の特定を行うこともできるため、問題に対して根本的な解決を望めます。
犯人を特定できることは、届け出によって許可を得ている探偵や調査会社の特権です。
そのため、盗聴器の発見・除去と同時に、犯人の特定や再設置への対策を行いたい場合、特に有効です。
盗聴器を確実に発見・除去するならプロの力を
盗聴器が仕掛けられているかもしれない、そんな不安を一度感じてしまうと、
なかなか拭い去れないもの。設置されている可能性に心当たりがあるのなら、なおさらその不安は大きくなっていきます。
自身で探してみても、実際に発見できない限り
「誰かに個人情報やプライバシーが筒抜けになっているかもしれない」という気持ちは消えません。
また、空き巣やストーカー等の犯罪に利用されることも多く、
放置しているとご自身の身に危険が及ぶ可能性も無視できません。
素早く確実に盗聴器の有無を判定し対策を行うこと、そして
その原因から解決していくこと、こういったことが盗聴器を除去する上では重要になります。
伸び伸びとした生活とプライバシーを守り、犯罪から身を守るため、
盗聴の不安が少しでもあるのでしたら、すぐに専門家に盗聴器の調査をご依頼ください。