不倫調査のプロが提案!不倫発覚後の関係修復方法
不倫がパートナーにバレてしまったとき、夫婦関係をやり直したいと考える人もいるでしょう。
不倫の事実が許されることはありませんが、それが離婚と直結しないことも事実です。
それでは、どうすれば夫婦の関係が修復できるのでしょうか。
今回は、探偵業の中で数々の不倫調査を行ってきたプロだからこそわかる、不倫が発覚した後の夫婦の関係修復方法を紹介します。
不倫が発覚した後の関係修復で知っておくこと
不倫発覚後に夫婦の関係を修復することは、容易ではありません。修復方法をご紹介する前に、知っておきたい心構えをお伝えします。
時間がかかると理解しておく
1度信頼を裏切ってしまった相手の信頼を取り戻すには、多くの時間が必要です。
また、不倫された側も、心の傷を癒すためには時間が必要でしょう。
すぐに関係が修復できるわけではない、という点は、まず覚えておく必要があります。
努力と覚悟が必要
1度破綻しかけた夫婦関係の修復は、双方の努力がなければ達成できません。長い時間をかけて、2人で関係を修復していくという覚悟が必要です。
不倫した側は、1度失ってしまった信頼を取り戻すために、生涯努力しなければなりません。
不倫された側も、関係の修復を望むならば、それを受け入れる覚悟を持ちましょう。
不倫した夫・妻が関係修復で行うべきこと
不倫発覚後の関係修復は、不倫した側の行動が重要です。ここでは、不倫した側が関係修復のために行うべきことをご紹介します。
謝罪する
不倫発覚後の関係修復において最も大切なのが、自分の行いを反省して謝罪するということ。
まずは、パートナーに心から謝罪を伝えましょう。
不倫に何らかの理由があったとしても、不倫という行為は許されません。
パートナーや、その家族からの信頼を裏切る行為をしてしまったという事実を受け止めて、謝罪することが大切です。
不倫を断ち切る
夫婦関係を修復するということは、パートナーからの信頼を取り戻すということです。
同じ過ちを繰り返さないように、不倫に関係するものはすべて断ち切りましょう。
不倫相手との連絡手段はもちろん、いままでのやり取りや関係している物、情報などもすべて消します。
もし、不倫発覚後の手続きなどで連絡が必要になった場合は、弁護士を通して連絡が可能です。必要だからといって、不倫相手と直接話したり、会ったりしないようにしてください。
透明性のある行動をする
不倫してしまったという事実がある以上、行動の一挙一動に対して、パートナーは不信感を抱きます。今は不倫していないとしても、1度抱いてしまった不信感は、簡単にはなくなりません。
パートナーが心配するような行動は避けるようにしましょう。
例えば、出かける時は一緒に行動してもらったり、1人で出かける時には場所や帰宅時間を伝えたり、透明性のある行動を取ります。
他にも、パートナーが知りたいということは、いつでも見せられる状態にしておくと、安心してもらえるでしょう。
罪悪感を引きずらない
いくら関係修復を望んでいたとしても、不倫した過去が無くなったわけでも、許されたわけでもありません。
だからといって、不倫に対して罪悪感を引きずってしまうと、夫婦関係の修復においてはマイナスになる場合があります。
罪悪感から卑屈になってしまうと、パートナーは一緒にいて楽しいと思えないでしょう。
不倫した過去を忘れろということではありませんが、ある程度割り切って気持ちを切り替えることも大切です。
気分転換の方法を見つける
不倫する理由として多いのは、何らかの不満を抱えていて、その発散の手段として不倫してしまうという理由です。
不倫の原因がその不満であった場合、今後の夫婦生活においても、何らかの不満が生まれる可能性があります。
もちろん、その不満があるからといって、再度不倫することはないでしょう。しかし、不満を溜め続けるだけでは疲れてしまうだけです。
良い解消方法を見つけて、不満を溜めないようにしましょう。
パートナーへの感謝を忘れない
不倫後に関係の修復ができるのは、パートナーがそれを許してくれたからです。パートナーに対する感謝の気持ちは、常に忘れないように過ごしましょう。
関係修復を許してくれたことだけでなく、普段の生活の中でも、パートナーへ感謝する機会はたくさんあります。
当たり前に思える生活は、パートナーの思いやりがあってこそ、成り立っています。
小さなことでも感謝を忘れずに、それを伝える努力をしましょう。
不倫された夫・妻が関係修復で行うべきこと
ここまで、不倫した側が行うべきことをご紹介しました。しかし、夫婦関係の修復は、片方の努力だけでは成り立ちません。
不倫された側も、行うべきことがあります。
パートナーを問い詰めすぎない
不倫された事実は、到底許せるものではありません。
しかし、だからといってそればかりに固執してしまうと、お互いの関係に溝ができたままとなってしまいます。
関係を修復すると決めたのであれば、不倫のことでパートナーを問い詰めないようにしましょう。
いくら問い詰めたところで、過去の出来事は変わりません。今の関係を修復しようと努力しているパートナーを見てあげて、過去のことに固執しないことが重要です。
自分のことも大切にする
不倫された方の中には、自分のせいでパートナーが不倫してしまったと感じる人も少なくありません。
もちろん、キッカケとなった出来事や原因は何かあるかもしれませんが、不倫という行為を選択したのは、パートナーです。あなたのせいではありません。
不倫について、自分を責めたり、思い詰めたりしないようにしましょう。
一緒にいる時間を増やす
関係修復を行うためには、パートナーと一緒にいる時間を増やすことが大切です。
パートナーが信じられなくなってしまったり、一緒にいると辛いと感じる時期もあるかもしれません。しかし、いつまでもパートナーを避けてしまうと、その分、関係修復に時間がかかります。
少しずつでも良いので、パートナーと共に過ごす時間を作ってみて下さい。
共に過ごすことで、パートナーの努力や愛情が感じられるようになり、関係修復につながります。
不倫してしまっても努力次第で関係修復は可能
不倫は、パートナーからの信頼を裏切る行為であり、決して許されるものではありません。
しかし、離婚しか手がないわけではなく、信頼を取り戻して関係を修復することも可能です。
どんなに後悔しても、過去に行ってしまった不倫は取り消せません。関係を修復するためには、過去ではなく、これから先を見据えて、今行動することが大事なのです。
夫婦関係を修復したいと思っているのならば、お互いに歩み寄る気持ちを大切にして、2人で努力してみてください。