人探しをしたいけれど、相手の名前しかわからない。探偵に探してもらうことは可能か?
1度しか会ったことがない相手や、長く会っていない友人や恋人など、連絡が取りたいけどどこにいるかわからないという場合、探偵への人探し依頼を検討する方も多いでしょう。
しかし、探したい相手について、知っている情報が少ないという方もいるはずです。さらには、その情報が「名前だけ」だったら、見つけることは不可能に感じられます。
名前しかわからない相手探しを探偵に依頼したら、見つけることはできるのでしょうか?
今回は、名前しかわからない場合の人探しについて、詳しくご紹介します。
名前しかわからなくても人探しの依頼は可能
結論から伝えると、名前しかわからない場合であっても、探偵に人探しを依頼することは可能です。
人探しのプロである探偵は、どんなにささいな情報からでも、探したい相手に近づくことができます。あなたは「名前しかわからない」と思っているかもしれませんが、あなたが知っている情報は、名前以外にもあるかもしれません。
そんな情報を引き出し、人探しを成功に導くのも、探偵の仕事です。
探偵に依頼ができないケース
名前だけの情報であっても、探偵に人探しを依頼できます。しかし、中には依頼を受けてもらえないケースも存在しています。
それは、以下のように、法律に違反するような目的で行われる人探しです。
- 相手をストーカーするための人探し
- DVや犯罪行為をするための人探し
- 相手の個人情報を入手するための人探し
- 相手の権利を害するための人探し
探偵は、法律に従って調査を行い、困っている人の手助けをします。そのため、依頼を受けることによって、操作対象者が犯罪に巻き込まれてしまうような調査は引き受けていません。
名前だけで人を探す方法
名前だけしか情報がない場合、一体どのようにして人を探すのでしょうか。名前から人を探すための方法について、調査方法の一部をご紹介します。
インターネットで検索する
GoogleやYahooといった検索エンジンを使って、名前を検索することで特定につながる情報を見つける方法です。
インターネットが普及している現代では、探したい相手が、ネット上で何らかの情報を発信している可能性があります。
何かの受賞歴やインタビュー、掲示板の情報など、本人につながる情報が見つかる可能性が高いのです。
SNSを利用する
インターネットの検索だけでなく、SNSを利用した調査も可能です。
例えば、Facebookは、原則として本名で登録することが決まりとなっています。そのため、名前を検索することで、該当する人物が見つかる可能性が高いです。
名前を直接入力して検索する方法以外でも、X(旧twitter)やInstagramでは、拡散力を利用して情報収集ができます。
ハッシュタグを利用して情報を拡散することで、探したい相手の情報を収集する方法です。
不動産登記などの情報を調べる
過去に不動産登記を行った人であれば、不動産登記から情報を得ることが可能です。他にも、会社を経営している場合は法人登記からも調査できます。
ただし、これらの情報を検索するには、探している相手が不動産登記や法人登記を行っていることが前提となります。そのため、必ず情報が得られるとは限りません。
しかし、登記していないとも限らないため、1度調べてみる価値はあるでしょう。
聞き込み調査をする
探している相手と出会った場所や、相手と自分の共通の友人など、関連がありそうな場所や人に聞き込みすることで調査する方法です。
ただし、聞き込み調査で頼りとなるのは、人の記憶です。本人と接したことがある人に聞き込みできたとしても、それが何年も前の話だと、有益な情報が得られないかもしれません。
人探しをしたいと思っている場合は、早めに調査を開始すると良いでしょう。
名前だけで探偵に人探しを依頼する場合の注意点
人探しが依頼できたとしても、名前しか情報がない以上、注意しなければならない点もあります。
どういった点に注意して依頼するとよいのでしょうか?
必ず見つかるとは限らない
いくら探偵に依頼したからといって、探している相手が必ず見つかるとは限りません。
これは、情報が少ない状態での依頼に限らず、人探しの依頼すべてにおいて言えることです。
人探しは、その人との関係や、会わなくなってからの時間、相手が置かれている状況などによって、成功率が大きく異なります。
また、見つかったとしても、相手の希望によって会えないということも、少なくありません。
見つからない可能性があることも、十分理解して依頼するようにしましょう。
調査に時間がかかる可能性がある
探している相手に関する情報が少ない場合、手がかりとなる情報を少しずつ引き出していく必要があります。
そのため、通常の人探しより、時間がかかる可能性があることを知っておきましょう。
インターネットやSNSを利用して検索したとしても、そこから有益な情報が、必ず得られるとは限りません。
また、探している相手が人である以上、個人情報保護の観点にも気を付けて調査する必要があります。安全に正しい情報を集めるためには、どうしても時間がかかってしまうのです。
依頼費用が高くなる可能性がある
情報が少ない状態での人探しは、探偵への依頼費用が高額になる可能性が高いです。
多くの探偵事務所は、依頼の難易度や調査にかかる人数、時間などによって、依頼費用が変化します。
人探しに使える情報が少ないと、調査の難易度は高くなってしまうため、費用も高くなるケースがほとんどです。
ただし、探偵への依頼費用の計算方法は、探偵事務所によって異なります。依頼する事務所によっては、難易度が高い調査であっても、費用を抑えられる可能性はあるでしょう。
人探しを依頼する際は、複数の探偵事務所に見積りを依頼してみることをおすすめします。
名前以外の情報も可能な限り集めておく
人探しが成功するかは、その人物に関わる情報がどれだけ集まるかによって、大きく左右されます。
名前しかわからない状況であったとしても、その他にわかることがないか、可能な限り情報を集めてから依頼するようにしましょう。
例えば、その人の見た目や性格、声、仕草、出会った場所や時間、状況なども人探しにおいて重要な情報です。
名前についても、漢字があっているかどうか、また読み方はあっているかどうかも確認します。
ささいな情報であったとしても、その人に関連する情報は、依頼前にまとめておくと良いでしょう。
名前しかわからなくても探偵に人探しの相談は可能
昔の友人や恋人、何らかの理由があって離れてしまった家族など、探したい人がいる場合は、探偵へ人探しの依頼を検討してみてください。
探したい相手について、名前しかわからない状況であっても、探偵なら調査が可能です。
もちろん、探偵へ依頼したからといって、必ず相手が見つかるとは限りません。
しかし、人探しのプロである探偵なら、少ない情報からでも、探している相手にたどり着くことができます。
名前しかわからないけど探したい人がいるという場合は、まず探偵に相談してみましょう。