夫の不倫を尾行して突き止めたい!どうやって尾行すればいい?
「夫の帰りがいつもより遅くなった」
「よく休日に出かけるようになった」
など、夫が今までしなかった行動を取り始めると、不倫しているのではないかと不安に思う方もいるでしょう。
女性の影を感じる場面があるのであれば、不倫の事実を突き止めたいと感じるのは当然です。
不倫の事実を確かめる手段として、夫を尾行するという方法が考えられます。
しかし、尾行は一体どのように行えば良いのでしょうか?
自分で尾行できるものなのでしょうか?
今回は、尾行の方法やテクニック、そしてそのリスクをご紹介します。
不倫を突き止めるために必要な情報とは?
不倫を突き止めるためには、どのような情報を探せばいいのでしょうか。
もし夫が本当に不倫をしていた場合、慰謝料の請求や離婚の請求を行うことが考えられます。
その際は、あらゆる場面で不倫の事実が証明できる証拠品が必要です。
肉体関係にあったことがわかる証拠品
不倫の証拠品は、相手への慰謝料請求の交渉や裁判などで使用されます。
そのため、法的に十分な効力のある証拠品でなければなりません。
法律上の不倫は、婚姻関係のない2名が、肉体関係にあったかどうかで判断されます。
よって、不倫の証拠品は、肉体関係があったかどうかを証明できるものでなくてはなりません。
尾行することで証拠品の入手まで考えている場合は、下記のような証拠品を入手できるように尾行すると良いでしょう。
- ラブホテルや相手の自宅などへ一緒に出入りする写真や動画
- 肉体関係があったことがわかる会話の録音や音声
- 肉体関係があったことがわかるLINEやメールなどのやり取り
尾行する方法とテクニック
実際に尾行する場合、どのような方法で行うのでしょうか。
尾行する際に気をつけたいことや、バレにくいテクニックなどとあわせて、尾行の方法をご紹介します。
不倫する日時と場所を予測する
尾行には体力と時間が必要です。
尾行しても、その日は何の成果もなかったとなると、心身ともに疲れてしまうことも考えられます。
それを回避するためには、相手が不倫する日をある程度予測しておくとよいでしょう。
日頃の行動やパターンからデートしそうな日を絞り込み、該当する日に尾行を実行します。
該当する日は、自分も1日自由に動けるよう、スケジュールなどは調整しましょう。
普段は使わない服装・車で行う
普段から共に生活している配偶者だからこそ、服装や車はひと目で分かってしまうことが多いものです。
万が一、相手の視界に入ってしまった時に、見慣れた服装や車があると、尾行がバレてしまいます。
服は、可能であれば新しい服を購入して、尾行のときにのみ使用するとよいでしょう。
車は、知人や友人の協力が得られる場合は借りたり、レンタカーを使用したりすることも可能です。
適度な距離感を保つ
尾行において、一番重要になるのは相手との距離です。
近づきすぎるとバレるリスクが高くなり、逆に遠すぎると見失ってしまう可能性があります。
また、相手が通る道や場所にあわせて、適切な距離感を都度考えなくてはなりません。
人通りが多い道では、離れ過ぎると見失ってしまうため、ある程度近づく必要があります。
しかし、人通りが少ない一本道などでは、近づきすぎると不自然です。
周囲の状況に応じて、適切な距離を保った状態で尾行しましょう。
不自然な動きをしない
相手に見つからないように、と意識するあまり、不自然な行動をとらないようにしましょう。
例えば、相手が振り返った時、急いで物陰に隠れるような行動は、明らかに不自然です。
バレないように意識することも重要ですが、あくまでも自然な振る舞いに見えるよう注意しましょう。
周りから見れば、尾行しているということは一見わかりません。
意外と見つかることはないので、堂々としていることが大切です。
可能であれば2人で尾行する
通常、探偵や興信所などが尾行するときは、2名以上の調査員で行います。
これは、相手が予想外の行動をしたときに対応するためです。
例えば、電車で移動する際に、相手が振り返ったため足を止めざるを得ない状況になった場合、1人では相手を追うことができません。
しかし、2名で対応していれば、もう1名が別の方向から同一の電車に乗り込むことができます。
このように、万が一の場合に備えて、2名以上で行動することが好ましいです。
友人に協力が得られる場合は、依頼してみてもよいかもしれません。
自分で尾行はできるのか?尾行のリスクについて
ここまで、尾行する方法やテクニックをご紹介しましたが、そもそも尾行は自分でできるものなのでしょうか?
尾行には、大きなリスクも存在しており、適切に行わなければ自分がピンチに陥る可能性があります。
ここでは、尾行のリスクも確認しておきましょう。
見失いやすい、失敗しやすい
尾行は、探偵や興信所のプロでも、2名以上の調査員が対応するほど難しいものです。
慣れていないと、相手を見失ってしまったり、周りから声をかけられて中断せざるを得なかったりと、失敗する可能性が高くなります。
特に1人で尾行する場合は、失敗の可能性が高いです。
1回の尾行で成功するとは限らないため、体力や時間も浪費してしまうという点も注意しておきましょう。
バレてしまったら関係が悪化する
万が一尾行していることがバレてしまった場合、現在の夫婦関係は悪化してしまう可能性が高いです。
実際に不倫しているかどうかに関係なく、不倫を疑われて調査されていたという事実はバレてしまいます。
その結果、相手の不倫を確認することができないまま離婚に発展してしまうといったケースになっては意味がありません。
もしバレてしまったとき、適切な対応ができなければ、現状よりも関係性が悪化してしまう点も注意しましょう。
場合によっては犯罪行為になる
尾行という行為そのものは犯罪ではありませんが、方法を間違えれば犯罪行為です。
適切な対応ができなければ、自分が通報されてしまうことも十分に考えられます。
日本では、ストーカー規制法や都道府県が定める迷惑防止条例など、尾行やつきまとい行為に対する取り締まりがあります。
婚姻関係があれば最終的に問題ない場合もありますが、周囲の人から婚姻関係の有無は判断できず、通報されてしまうかもしれません。
それだけでなく、尾行中に使用する機器や方法が、違法行為の可能性もあります。
尾行以外で不倫を突き止める方法
尾行にはあらゆるリスクが存在しているため、自分で行うことはあまりオススメできません。
不倫の事実を突き止める方法は、尾行以外にないのでしょうか?
尾行以外でも、不倫を突き止められる可能性のある方法をいくつかご紹介します。
財布の中身やクレジットカードを確認
スマホの中身を確認することは、不正アクセス禁止法で禁止されています。
よって、スマホの中身は確認できませんが、家計を共にしている以上、財布やクレジットカードの中身については確認しやすい部分です。
家計簿などをつけている場合は、その際に確認してみるのもよいでしょう。
自分の知らない履歴やポイントカードなどがあれば、不倫の手がかりとなります。
ただし、財布やクレジットカードも、相手の許可なく勝手に中身を確認する行為は違法になる場合があります。
相手との関係性や状況を踏まえて、慎重な判断が必要です。
本人に直接聞いてみる
不倫が明らかであり、離婚を検討している場合などは、直接本人に確認してしまうことも考えられます。
不倫していると認めるような証言、自白を録音できれば、法的な不倫の証拠になり得ます。
もし、不倫の証拠を集めているという場合は、尾行ではなく本人からの証言を証拠にするということも考えてみてください。
共通の友人や知人に聞いてみる
共通の友人や知人が多い場合、夫の様子や不自然な行動をしていないか、聞き込みすることも可能です。
もし協力してくれる友人がいる場合は、自分の知らない場所で夫を目撃した際に、知らせてくれるかもしれません。
また、自分の知らない場所で、誰かと会っていたという情報が手に入れば、不倫を突き止めやすくなります。
ただし、あまり不自然な質問をしてしまうと、逆に怪しまれて夫に連絡されてしまうリスクもあります。
可能な限り人数は少なく、信頼できる友人のみと絞ったほうが安全です。
探偵や興信所に調査を依頼する
尾行や聞き込みなど、自分で行うにはリスクが多すぎる方法ですが、探偵や興信所であれば、適切な方法で安全に行ってくれます。
不倫調査のプロである探偵や興信所は、国に対して適切な届出をしているため、尾行は犯罪になりません。
また、法律にも詳しいため、違法にならない範囲で適切な調査をしてくれます。
不倫が事実だった場合、法的に有効となる証拠も集めてもらえるため、交渉や裁判もスムーズに行えるでしょう。
依頼費用はかかってしまいますが、自分で行った場合のリスクや費用を考えると、高くない金額で設定されている場合がほとんどです。
夫の不倫を突き止める尾行はプロにお任せを
ここまで、夫の不倫を突き止めるための尾行についてご紹介しました。
服装からタイミング、尾行の方法まで、あらゆるテクニックが必要となります。
また、バレてしまったときのリスクも多く、一歩間違えれば自分が犯罪者になりかねません。
その点、探偵や興信所などのプロに依頼すれば、適切な調査を安全に行ってくれます。
自分の身も守りつつ夫の不倫を適切に突き止めるためには、プロに調査を依頼する方が確実です。
自分でなんとかしようとするのではなく、プロにお任せする方法も検討してみてはいかがでしょうか?