サレ妻とは?不倫されやすい女性の特徴と、不倫されたときの対応方法
インターネットやテレビで、「サレ妻」という言葉を耳にする機会があります。
サレ妻とは、夫に不倫されてしまった、結婚している女性を指す言葉。
今回は、そんな「サレ妻」について、どんな特徴があるのか詳しく解説します。
また、実際サレ妻になってしまったとき、どのように対処したらよいかも合わせて紹介するので、参考にしてみてください。
サレ妻とはどういう意味?
サレ妻は、主にネットスラングとして使用されている言葉です。
不倫をされてしまった妻、という状況から、「サレ妻」と呼ばれています。
女性ではなく、男性が不倫されてしまった場合の呼び方は、「サレ夫」です。
サレ妻・サレ夫とは反対に、不倫してしまった側を指す、「シタ夫」「シタ妻」という言葉も存在しています。
不倫されやすい「サレ妻」の特徴
不倫する側が悪いことは前提ですが、不倫されやすいサレ妻には、共通した特徴があると言われています。
次は、サレ妻に共通する特徴について確認していきましょう。
なんでも完璧にこなしてしまう
料理や洗濯だけでなく、仕事や育児など、なんでも完璧にこなせる女性は、周囲からの評価は高く、理想の妻に思えます。
しかし、夫の立場から見ると、隙がなく、引け目を感じてしまうようです。
すべての男性が当てはまるわけではありませんが、男性は「自分に頼って欲しい」と感じる傾向があります。
夫の手を借りずに何でもこなしてしまう。そんな妻を見ると、自分は家庭にいなくてもよいかも、と感じてしまい、不倫がよぎってしまう傾向があります。
夫への感謝が少ない、軽視している
普段から、夫に対して感謝の気持ちを表す回数が少ないと、他の女性に癒やしを求めて不倫してしまうケースもあります。
長く生活を共にしていると、家事をしてくれた、手伝ってくれたという夫の行動を当たり前だと感じてしまいがちです。そんなとき、感謝の言葉を忘れてしまっていませんか?
中には、夫を軽視してしまい、暴言を吐いてしまう妻もいます。
暴言を吐かれた夫が一時の感情から、自分を癒やしてくれる女性の存在に惹かれて不倫してしまっても、おかしくありません。
身なりや態度を気にしていない
自宅はリラックスして過ごせる場所です。気が緩んでしまうというのもわかりますが、気が緩みすぎていないでしょうか?
ラフな格好や自然体な態度は、一歩間違えれば「だらしない」と思われてしまいます。
家の中で、あまりに気を抜きしすぎてしまうと、夫は妻を「女性」として見ることができなくなってしまうようです。
夫が、魅力的な女性と恋愛がしたいと感じて、不倫してしまう可能性が考えられます。
会話やコミュニケーションがない
家庭内で夫との会話が少ないというのも、不倫されやすい女性の特徴です。
長く一緒にいるとはいえ、「話さなくてもすべてが伝わる」ということはありません。
「伝わるだろう」と思っていても、夫からしたら「話してくれなかった」と感じてしまい、信頼や愛情が薄れてしまう原因になります。
コミュニケーションが少なくなることで喧嘩も増え、次第に外の女性に意識が向いてしまうのです。
長期間セックスをしていない
夫からの夜の誘いを断ることが多いなど、妻の都合によって長期間セックスしていない場合、不倫率は高くなります。
妻が相手をしてくれないのであれば、他の女性で性欲を満たそうと考えてもおかしくありません。
また、セックスは性欲を満たすためだけの行為でなく、夫婦間のコミュニケーションの一つでもあります。
セックスが無くなることにより、妻からの愛情を感じられなくなる。結果、愛情を感じられる他の女性ところへ行ってしまう可能性が高くなるのです。
極端に夫へ尽くすタイプ
意外かもしれませんが、過度に夫へ尽くしてしまうタイプの女性も、実は不倫されやすい女性です。
夫のために家事を行い、夫の行動を支える献身的な女性は、理想の妻に思えます。
しかし、尽くされることに慣れてしまうと、妻への感謝を忘れてしまい、何をしても許されるだろうという思考に至ってしまうようです。その結果、他の女性と不倫してしまうケースが少なくありません。
生活が子供中心になりすぎている
夫婦間に子供ができると、夫婦生活にも変化があります。
この変化自体は問題ありませんが、子供のことばかり気にする生活をしてしまうと、夫は不満に思うものです。
何をするにも子供を優先して考えていると、夫は自分をないがしろにされていると感じてしまい、妻に対して不満を抱きます。その結果、自分を見てくれる女性との不倫に至るのです。
もし不倫されてしまったら?サレ妻がすべきこと
不倫は幸せな夫婦生活を脅かし、パートナーを深く傷つける行為です。
実際に不倫されてしまったら、大きなショックを受けてしまうでしょう。もし、自分がサレ妻になってしまった場合は、どのような行動を取るのがよいのでしょうか?
証拠を集める
不倫は、民法での不法行為にあたる、違法行為です。しかし、違反であると認められるには、不倫の事実を証明しなければなりません。
不倫の事実を証明するために、必ず不倫の証拠を集めるようにしましょう。
ただし、不倫の証拠は、以下のような性行為を証明できるものでなければなりません。
- ラブホテルに出入りしている写真や動画
- ラブホテルを使用したと思われる領収書や履歴
- 性行為をしているとわかるLINEやメールなどのメッセージ
上記のような証拠を集めることが難しいと感じる場合、探偵などに調査を依頼すると、適切な証拠を集めてもらえます。
探偵への依頼は、今後の対応についても相談できる場合がほとんどです。自分だけでは対応できないと感じた際には、探偵への相談を検討しましょう。
離婚するか再構築するか考える
不倫が事実である場合、妻から離婚を請求できます。このまま夫婦生活を続けることができないと感じたなら、離婚を検討してもよいでしょう。
しかし、必ずしも離婚しなければならないというわけではありません。
夫の不倫が一時的なものであれば、反省して戻ってくるということも考えられます。
ここで覚えておきたいことは、夫側から離婚を請求してきた場合、応じる必要はないという点です。
夫が不倫した場合、離婚するかしないかを決める権利は、妻が持っています。
今後の生活や自分の気持ちを整理して、離婚するのか、関係を再構築するのか、しっかりと考えましょう。
現在の家庭の経済状況を整理する
離婚したいという方も、離婚しないという方も、家庭の経済状況は把握しておくとよいでしょう。
もし離婚する場合、夫婦が所有している財産は等分する決まりがあります。
そのため、誰の名義でどのような契約をしているか、また、預金があるかなど、事前に確認しておくようにしましょう。
今は離婚しないという場合でも、いずれ不安に感じてしまい、離婚したいと思う日が来るかもしれません。その時にすぐ動けるように、経済状況の整理をしておくと安心です。
慰謝料や養育費を請求する
不倫の事実が証明できる場合、精神的な苦痛を受けたとして、夫とその不倫相手に慰謝料が請求できます。
精神的なダメージをお金で解決することはできませんが、せめてお金だけでもと、慰謝料を請求するケースがほとんどです。
慰謝料は、離婚する場合としない場合のどちらでも請求できます。
また、夫婦間に子供がいて離婚する場合には、子供の養育費も請求が可能です。ただし、請求できるのは親権が妻にあるケースに限られるため、親権についても確認しておきましょう。
サレ妻にならないように夫とのコミュニケーションは大切
夫に不倫されてしまった「サレ妻」には、共通した特徴があります。
外から見ればできた妻であったとしても、家庭内での態度や出来事に、夫が不満を抱いているケースも少なくありません。
もし、自分に当てはまるものがあったとしたら、自分の行動を見直してみるのもよいでしょう。
その一歩目としてまず、夫とコミュニケーションを取り、お互いの不満を解決していくことが重要です。
しかし、どんなに気を付けていたとしても、不倫されてしまうケースは少なくありません。
どのような理由があろうと、不倫は相手を深く傷つけてしまう違法行為です。
もし、夫の不倫が発覚してサレ妻となってしまった際には、証拠を集めて、自分の身を守る方法を検討しましょう。